ファイルとバックアップ

RigAstra は作業内容をデバイス上のファイルに保存し、6 種類のファイルを書き出し・読み込みして、作業のバックアップや共有ができます。この章では、各ファイルの内容、作業が保存されるタイミング、RigAstra がデータを保護するしくみを説明します。

自動保存

シーンを保存するボタンはありません。RigAstra は、変更するたびに少しあとで、また Perform に入ったとき、Editor を出たとき、アプリがバックグラウンドに移ったとき、そして読み込み・名前変更・読み込み直しなどの操作のあとに、自動でシーンを保存します。設定は変更した時点で保存されます。

シーンのアクションの保存は、現在のシーンを保存するのではなく、保存済みシーンにコピーを作ります(プリセットを参照)。

ファイルの種類

拡張子内容書き出す場所読み込んだとき
.rigastrasceneシーン 1 つシーンのアクション > 書き出し設定 > シーンを読み込むで追加されます。シーンのアクションの読み込みでは選択中のシーンを置き換えます(確認あり)
.rigastrascenesすべてのシーン設定 > シーンを書き出す設定 > シーンを読み込むで追加されます。バックアップを復元ではすべてのシーンを置き換えます(確認あり)
.rigastrasettingsグローバル設定設定 > 設定を書き出す設定を置き換えます
.rigastralayoutページプリセットページプリセット > 書き出しユーザーライブラリに追加されます
.rigastraarpアルペジエーターのプリセットアルペジエーター・プリセット > 書き出しユーザーライブラリに追加されます
.rigastrapatternsドラムプレイヤーのプリセットDrum Player · Presets > 書き出しユーザーライブラリに追加されます

書き出すときは、RigAstra がシステムのピッカーを開くので、ファイルを保存または共有できます。

ドローンパッドのユーザーコードは、デバイスの設定に保存されるほか、シーン内の各ドローンパッドにもコピーとして保存されます。そのため、.rigastrasettings にも、書き出したシーンにも含まれます。

完全なバックアップを取る

  1. 設定を開きます。
  2. シーンを書き出すをタップして、.rigastrascenes ファイルを保存します。
  3. 設定を書き出すをタップして、.rigastrasettings ファイルを保存します。
  4. 残しておきたいユーザープリセットを、各プリセットパネルから 1 つずつ書き出します。

別のデバイスで復元するには、バックアップを復元(確認のあと、すべてのシーンを置き換えます)またはシーンを読み込む(今あるシーンに追加します)と、設定を読み込むを使います。

保存済みシーンはデバイス内にだけあり、どのバックアップにも含まれません。別のデバイスに移すには、それを読み込んでから、シーンのアクションの書き出しでシーンとして書き出してください。

RigAstraによるデータの保護

  • 読み取れないものは上書きしません。 RigAstra が内部ファイル(シーン、設定、プリセット、CC の値)のどれかを読み取れなかった場合、元のファイルのコピーを残し、バックアップからの復旧を試みます。復旧できなければ、アプリを再起動するまでそのファイルへの書き込みを止めます。いずれの場合も、ファイルについてというメッセージでお知らせします。
  • 自動バックアップ。 RigAstra は各内部ファイルのバックアップを最大 5 つ保持します。1 セッションにつき 1 つ、多くても 10 分に 1 つです。
  • 空き容量が足りなくなった場合は、保存できなかったことを RigAstra がお知らせします。変更内容はアプリ内に残っているので、ストレージを空けてからもう一度お試しください。

新しいバージョンのファイル

  • 新しいバージョンの RigAstra で作られ、このバージョンでは読み取れないファイルは、アプリのアップデートを求めるメッセージとともに拒否されます。ファイルは変更されません。
  • シーンに、お使いのバージョンが知らない種類のコントロールが含まれている場合、Perform と Editor ではそのセルの上に灰色の新しいバージョンの RigAstra が必要ですマーカーが表示されます。触れることも、移動や編集もできず、そのセルは使用中として扱われ、保存時にもコントロールはそのまま保持されます。
  • 既知のコントロールにある未知の項目もそのまま保持されます。未知のページ背景も同様で、別の背景を選ぶまではデフォルトの背景として表示されます。

ファイルは人が読めるテキストではありませんが、暗号化もされていません。どの RigAstra でも開けます。RigAstra は古いバージョンのファイルも開けます。

デバイス間の互換性

iPhone と iPad の間では、すべてのファイルに互換性があります。

iPhone や iPad と Android の間では、現時点ではすべてのファイルがプラットフォーム間で移行できるわけではありません。

ファイル現在の状況
.rigastrascenes(すべてのシーン)内容は互換性があります。
.rigastraarp(アルペジエーターのプリセット)互換性があります。
.rigastrascene(シーン 1 つ)Android は iPhone や iPad で書き出したシーンを開けません。
.rigastralayout(ページプリセット)iPhone と iPad は Android で書き出したページプリセットを読み取れません。
ドラムプレイヤーのプリセット拡張子が異なります:iPhone と iPad では .rigastrapatterns、Android では .rigastradrum。
.rigastrasettingsAndroid はアクセントカラー、アプリの背景、複数の MIDI 宛先、ドローンパッドのコードを保存せず、知らない項目は破棄します。Android の設定ファイルを iPhone や iPad で読み込むと、アクセントカラーが工場出荷時のものに戻ります。

また、Android でシーンを開くと、iPad 専用のレイアウトは使われず、古い形式で保存されたマクロの範囲は失われます。

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