Medussa 音源をカスタマイズする
Medussa サンプル音源は、オーディオサンプルを再生する音源です。演奏しながら音色を調整したり、サンプルをノートやベロシティにどう割り当てるかを変えたりできます。外部プラグインは必要ありません。
音源を開く
- 上部バーから 音源 を開きます。
- ソースとして Medussa サンプル音源 を選びます。
- 音源の編集ボタンでエディターを開きます。
- 読み込みが終わるまで待ちます。
- いくつかノートを弾いて確認します。
別の音源を読み込むには、音源を読み込む… のフォルダアイコンをクリックし、.asti ファイル、サンプル入りの音源フォルダ、または WAV/FLAC ファイルを選択します。読み込んだあと、サンプルが利用できることを確認してください。
演奏用のコントロールには 演奏、音源の構成の詳細には 編集 を使います。エディターのメニューでは、内蔵音源の復元、最近使った項目を開く、バリエーションの保存ができます。
音量、チューニング、エンベロープを調整する
- 演奏で、音量とパンを設定します。
- 必要に応じて、オクターブや微調整(ファインチューニング)を変更します。
- 440 Hz 以外に合わせる必要がある場合は、A4 の基準を調整します。
- エンベロープを調整し、短いノートと長いノートを弾いて比べます。
| コントロール | 変わるもの |
|---|---|
| アタック / A | 音が最初のレベルに達するまでの時間。 |
| ディケイ / D | 持続レベルまで下がるまでの時間。 |
| サステイン / S | ノートがオンの間、エンベロープが保つレベル。 |
| リリース / R | ノートを離してから音が消えるまでの時間。 |
エンベロープのサステインはレベルであり、ピアノのサステインペダルではありません。ゾーンには独自のエンベロープを持たせて、全体のエンベロープを継承しないようにできます。
エフェクトで音色を作る
チェーンは EQ → ディレイ → リバーブ → テープ の順です。
- 調整したいエフェクトをオンにします。
- パッセージを再生するか、いくつかノートを弾きます。
- コントロールを変え、エフェクトのオン/オフを切り替えて比べます。
- 音量の変化で音色の変化がわかりにくくならないよう、出力レベルを確認します。
4バンド EQ では、ポイントをドラッグしてカーブを変え、Option-ドラッグ で Q を変更し、ダブルクリックでバンドを 0 dB に戻します。アナライザー にはスペクトラムが表示されます。
ディレイでは、ミリ秒単位の自由なタイムか音楽的な同期を選び、音価を設定します。リバーブは空間を加え、テープはチェーンの最後で仕上がりのキャラクターを変えます。
品質とメモリ使用量を選ぶ
- LIN: 最も負荷の低い補間です。
- HERM: 普段使いに適した中間の補間です。
- SINC: 最も精度の高い補間で、処理負荷が大きくなります。
- RAM: サンプルをメモリに読み込みます。
- STREAM: 素材の一部をディスクから読み込み、必要なメモリを減らします。
- 読み込んだ音源の設定から始めます。
- メモリを節約する必要がある場合は、STREAM を試します。
- コードを弾き、サステインを使って、多くのノートをどう処理するか確認します。
- 音切れが聞こえる場合は、メモリモード、品質、オーディオバッファ を確認します。
サンプルマップを編集する
- 編集 > マッピング を開きます。
- ゾーンをクリックして選択します。
- インスペクタで、サンプルと、そのノートとベロシティの範囲を確認します。
- 必要な値を変更します。
- 範囲の内側と外側のノートを弾き、どのサンプルが鳴るか確認します。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| KEY LO / HI | ゾーンを鳴らす最低音と最高音。 |
| VEL LO / HI | ゾーンを鳴らす最小と最大のベロシティ。 |
| ROOT | サンプルが元の音の高さで再生されるノート。 |
| GAIN dB / PAN | ゾーンのレベルとステレオ位置。 |
| TUNE st / CENTS | 移調と微調整。 |
| START / END | サンプル内で再生を開始・終了する位置。 |
| LOOP / LP LO / LP HI | サンプルループのモードと範囲。 |
| XFADE | ループの終わりと始まりのクロスフェード。 |
| 再生 | ゾーンの再生モード。 |
サンプルの範囲は、小節ではなくオーディオフレーム単位で測られます。クリックノイズに気づけるよう、伸ばしたノートを聴きながらループを設定してください。
ゾーンを作成・複製・選択する
サンプルファイルをマップにドラッグするか、ダブルクリックしてゾーンを作成し、設定を仕上げます。Shift/Cmd-クリック で複数のゾーンを選択し、Option-ドラッグ で複製します。マップ内では、コピー、ペースト、削除、取り消しもできます。
複数のゾーンを選択しているときは、インスペクタでの変更がグループ全体に適用されます。範囲やチューニングを変える前に、選択を確認してください。
ゾーンに独自のエンベロープを持たせる
- マッピングでゾーンを選択します。
- エンベロープ(サンプル) で A、D、S、R を設定します。
- ゾーンを弾いて反応を確認します。
- 音源のエンベロープを再び継承させたいときは、グローバルを使用 を使います。
名前や情報を変えて保存する
- 編集で、名前とクレジットを自分の音源に合わせて変更します。
- 画像アイコンを使ってアートワークを変更します。
- エディターで 別名で保存… を選ぶか、ファイル > 音源を書き出し… を選びます。
- 保存先フォルダを選び、音源の名前を入力します。
- 移動や共有を予定している場合は、サンプルを隣のフォルダに含める をオンにします。
- 保存し、
.astiファイルと「名前 - Samples」フォルダを一緒に保管します。 - その場所から読み込み直して、結果を確認します。
.asti ファイルには音源の定義と設定が保存され、サンプルを参照しています。すべてのオーディオを含む単独のファイルだとは考えないでください。サンプルを隣にコピーしない限り、サンプルの元の場所に依存します。内蔵ピアノが上書きされることはありません。変更は新しい音源として保存してください。